トリー バーチが考える、ポストコロナ時代の女性のワードローブ。【22-23年AW NYコレ速報】

ワクチン接種の広まりによってスウェット頼みだった日々に終止符が打たれ、ファッションで個性を開花させる人が増えた。そんな人々のムードの変化をトリー バーチ(TORY BURCH)は着想源に。ポストパンデミック時代における新ワードローブをチェックして。

パンデミックは人々のワードローブに大きな影響をもたらしたが、一番の変化はスウェットパンツの利用頻度が格段に上がったということだろう。しかし、この2年間を経て、ようやく人々のファッションの方向が徐々にシフトしつつある。昨年の夏、ワクチン接種がニューヨークで広まった後、ドレスアップスタイルやファッションのルールを打ち破ったスタイリングなどがストリートで際立っていた。それは、発想力と表現力の自由を象徴し、パンデミックスタイルには捉われないという意思の主張に思える。そのアティチュードは、トリー バーチ(TORY BURCH)の2022-23年秋冬コレクションでも発揮されていた。デザイナー本人もショー後に「ニューヨークの女性たちは、ファッションにおいてリスクをとるようになり、クリエイティブに自己表現をするようになりました。それは年齢を問わずに言えることで、それに関しては本当に素晴らしいと思います」と話した。

女性の「ツールボックス」になるリアルクローズ。

この新たなニューヨークの女性像を、トリーは今回のコレクションに落とし込んだ。マンハッタンのミッドタウンを背景に、ニューヨーカーホテルの看板の赤い光に照らされたランウェイは、まるで雨の街に映るネオンのように演出された。この舞台セットを選んだ背景とコレクションのコンセプトについて、トリーは次のように話す。「女性にツールボックス(道具箱)を与えるようなコレクションにしたかったのです。日常を彷彿とさせるようなランウェイから、そのまま自らのワードローブに取り入れて個性を加えて欲しいです」

彼女が言うように、本コレクションはバラエティに富んでいた。先シーズンはドレスに焦点が集まっていたが、今回はニット製のトラックジャケットとテーパードパンツを合わせたルックや、ボリューミィなジャケットとスカート、そしてドラマティックなベルトで締めた装いなど、想像力を掻き立てるものばかりだ。

モダンなレイヤードスタイル。

ニューヨークのように、徒歩での移動が多い都市部では、コートやアウター類は欠かせない。フード付きのレインコートの上からウール製のアウターを羽織ったレイヤースタイルや、ドロップショルダーに仕立てられた丸襟付きのコートなど、シティライクな重ね着も披露された。さらに、足もとはローヒールのミュールやブーツで、現実的かつシックなトータルルックを完成。

カクテルドレスのように、一枚でコーデが完結するようなシンプルなものではなく、ジャージー素材のタートルネックの上から装飾付きのTシャツを重ねたり、アシンメトリー丈に仕上がったドレープ入りのスカートなど、捻りの効いたデイリーウェアを提案。さらに、刺繍付きのビスチェをコットンリネン製のバギーパンツと合わせ、デイ&ナイトに対応するコーディネートも披露した。

そしてコレクションの一番の目玉は、ジオメトリックな柄を施したジャージードレスだろう。バイアスカットされ、動きやすさと軽やかな動きを約束するデザインは、どんな女性のワードローブにもフィットする1着だ。何を着ようか迷った時や、あるいは時間がない日に、これ1枚を着用するだけで即座に自信に満ちたニューヨーカー気分になれるだろう。

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